2019年7月1日は五足のくつの17周年!
天草ボタン作家の井上ゆみさんにお願いして
オリジナルの天草ボタンを作ってもらっています!
天草ボタン作家の井上ゆみさんにお願いして
オリジナルの天草ボタンを作ってもらっています!
今回は、天草ボタンのできるまで!を紹介いたします!
天草ボタンとは天草陶石で作る白磁のボタンのこと。
成形から絵付けまで、すべて手作業、
天草ボタン作家の井上ゆみさんが作っています。
まずは成形ー
天草陶石の粘土を使用します。
その日の湿度と相談しながら、作るスピードやタイミングを変えながら
一つひとつ手作業でボタンのカタチに整えます。
そして素焼きー
成形したボタンを乾燥させ、ガス窯にて約900℃で焼成します。
次に絵付けー
絵具で絵付けします。
焼き上がりの絵の出方(色やにじみ、濃さなど)を想定しながら描きます。
今回は五足のくつの17周年記念オリジナルということで
「くつ」をモチーフにした天草ボタンを作ってもらっています。
くつ型のボタンも! 彩りの豊かさに期待が高まります!
そして本焼きー
釉薬をかけ、高浜焼の窯元、寿芳窯のガス窯にて1,300℃で本焼き、焼成します。
釉薬をかけてあるので絵付けしたボタンが白くなっています。
釉薬の掛け方、厚みでも、色や表現が微妙に変わってくるので、
釉薬掛けもとても重要な工程の一つです!
寿芳窯の器の間に天草ボタンを並べて…
約13時間と余熱を2日かけ、じっくり、しっかり焼き上げることで
強度の高いボタンが出来上がります。
さあ、完成までもうすぐです!
窯から出るときは、釉薬のかかった白いボタンたちがカラフルに変身!
井上ゆみさんの天草ボタンの仕上がりです。
まるで魔法のよう!
6月頭には五足のくつに並びます!
ぜひお楽しみに!!!
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天草に移住して13年。『旅人のように暮らす』をテーマに天草リゾート暮らしを満喫中。世界に誇るリゾート地・天草を知ってもらいたい! 遊びに来てもらいたい! そんな思いを込めて記事を書いています。 仕事は、東シナ海に面した山の上に建つ全室離れ、 露天風呂付きの温泉旅館 『石山離宮 五足のくつ』&『旅館 伊賀屋』の支配人です。
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