『天草 伊勢海老まつり 2017』開催中!
~天草の伊勢海老まつりの歴史について天草生まれ、天草育ち
伊賀屋旅館6代目にして五足のくつオーナー 山﨑博文が語ります~
***天草 伊勢えび祭り 物語 その3.***
熊本県庁前でみんなで仮装までした甲斐もあってか
下田温泉旅館組合主催の伊勢えび祭り「グルメ海賊ツアー」により、
各旅館はたいへん潤った。
それまで不定期に行っていた会議も、定期的に行うようになり、
皆、活発な意見を出すようにもなった。
その翌年からは、8月の伊勢えび漁解禁に合わせて
『伊勢えび祭り』を行うことが決定した。
地元テレビ局や新聞社も
大漁旗をはためかせながら港に戻る伊勢えび漁の船を大々的に取り上げてくれ、
下田温泉は、伊勢えび料理の本場として認知されることとなった。
天草町役場には、お客様からの旅館問い合わせの電話が
鳴り止まなかったほどであった。
当時、下田温泉旅館組合の幹事長だった私は、
地元商店や町会議員などにも呼びかけて下田温泉観光案内所の設立に奔走し、
多くの地元有志の協力によって下田温泉観光案内所を設立することができた。
今はもう当時の建物は残っていないが、
現在、天草市議会議員を務める古賀君などは毎日、この事務所に詰め、
下田温泉祭の計画を練っていた。
私も「まちづくり」に熱中していた時期である。
旅館伊賀屋に帰ると、母がひとり忙しそうにしていた。
母は、愚痴の一つもこぼさず、そんな私を見守ってくれていた。
↑当時、伊賀屋で大人気だった「エビカニ合戦プラン」のメイン、伊勢海老の活造りと蟹
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祝☆伊勢えび漁解禁! 五足のくつ&伊賀屋では『伊勢海老まつり』を開催中!
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